群馬県に住んで10年以上。知らないことが多すぎ。その分、新たな発見にワクワクしています。基本的にテキストベースです。
05/10
2025
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09/03
2013
群馬の歴史はどこまで遡れるのでしょうか。
群馬県最古の化石から見てみます。
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群馬県最古の化石 : 約3億5000万年前-約3億年前
群馬県最古の化石から見てみます。
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群馬県最古の化石 : 約3億5000万年前-約3億年前
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コノドント館 みどり市大間々博物館
群馬県みどり市大間々町大間々1030
0277-73-4123
群馬県最古の化石はみどり市大間々町のコノドント化石です。
石炭紀(約3億5000万年前-約3億年前)の岩から1958年に見つかりました。
一般に一つ一つは1mmにも見たないような小さな歯のような微小な化石で、全体化石がなかなか見つかりませんでした。1983年に全体化石がスコットランドで見つかってようやく正体がわかりました。無脊椎動物から脊椎動物へとつなぐ存在であると考えられています。
コノドント動物は、約6億年前から1億8千万年前の海にいた、10cmくらいの生き物で、人間などの脊椎動物の直系の祖先ではないかと言われています。
コノドント動物は、約6億年前から1億8千万年前の海にいた、10cmくらいの生き物で、人間などの脊椎動物の直系の祖先ではないかと言われています。
ヤツメウナギの近縁種クリダグナサスがコノドントの正体と思われています。
※日本最古の化石はおなじくコノドントですが、岐阜県高山市のもので、古生代オルドビス紀中期~後期(約4.72~4.39億年前)のものだそうです。
参考
束田和弘・小池敏夫 1997 岐阜県上宝村一重ヶ根地域より産出したオルドビス紀コノドント化石について.地質学雑誌,103,171–174.
参考
束田和弘・小池敏夫 1997 岐阜県上宝村一重ヶ根地域より産出したオルドビス紀コノドント化石について.地質学雑誌,103,171–174.
奥山陽子 2005 自然地理学演習Ⅱ 3分間スピーチ 謎の動物コノドント
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